コンバージョンとパッセンジャーの違いって何なの?

ワタクシなどはもう当たり前のようにパッセンジャー、コンバージョンって言ってますが、 最近ラムバンに興味を持ち始めた方は ・・・

パッセンジャー?  コンバージョン??

どっちも同じラムバンじゃないの?ひょっとして違うクルマ?!ってな感じの人も多いようです。 ではここで具体的に何が違うのかを解説してみたいと思います。基本的に両者はエンジン、ミッション等、基本構造はすべて同じです。では何が違うのかと言いますと、使用用途ですね。

WHAT'S ABOUT PASSENGER?

パッセンジャーって...どんなクルマ?

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多分、大多数の方がラムバンのイメージといえばパッセンジャーを想像する事と思います。 よく海外の空港などでホテルの送迎用に使っていたり、オプショナルツアーなどであっちこっちに連れて行ってくれるラムバンがほぼパッセンジャーだと思って間違いありません。いわゆる皆さんがいうところの「バン」ってやつです。その為、ほぼノーマル状態のパッセンジャーでは豪華装備とよべるものは皆無といっても過言ではありません。 人を運ぶ為の必要最低限の装備と考えて頂いて間違いないでしょう。

先程も説明したように海外ではあくまでも荷物を運ぶ為だけのクルマで日本で仕事に使われているバンなどはそれこそシートも運転席と助手席のみでうしろは仕事道具が満載になっているのと同じ事で海外ではこの仕事道具が人に変わっただけです。

仕事道具=人間 といった図式が成り立ちます。

そこでいかに効率よく人を輸送できるかということでシートもスライドはおろかリクライニングさえもしない場合が多いです。ただしあくまでも大勢の人を乗せるわけですからリアエアコンなどの最低限の装備はあります。

WHAT'S ABOUT CONVERSION?

コンバージョンって...どんなクルマ?

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コンバージョンとは、旅行などで家族や仲間とクルマで出かける際にいかに快適に過ごせるかというコンセプトで製作したものです。これはダッジが製作しているわけでは無くアメリカ本国に数あるコンバージョンメーカー (日本ではアストロなんかでスタークラフト社が有名)が制作した車です。

代表的な装備例

それこそ窓もシートもなんにも無いラムバンをベースにして内装や天井の内張りを、【革張りの豪華シート】【ハイグロスウッド】 【電動ソファーベッド】【高級感のある内装内張り】 【見晴らしの良い大きな窓ガラス】 【リア用モニター】 などを取付けた、いわゆる≪豪華仕様≫です。

その中でも屋根が高いハイルーフとそうじゃないロールーフがあります。 ロールーフだからといってノーマルよりも低いわけではありません。 ノーマルの屋根の高さをロールーフと呼びます。 そんなわけでこれらの本国では、以下のような図式となります。

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ですから当然ながら一般的には、パッセンジャーの方が走行距離が多いという事になります。 当社ではパッセンジャー、コンバージョンとの販売比率はほぼ半々ですがこれがラムバンの頑丈さを証明する事にもなりますが、一般的にコンバージョンに比べ走行が多いパッセンジャーのほうが故障が多いかと言えば、決してそんなことはございません。消耗部品だけきっちりと交換してあげればいつまでも元気に走ってくれます。 「じゃあ どっちがいいのよ?」と言われれば、これはもう好みの問題です。 つまり自分がラムバンをどのように使用するか? で変わってきます。

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あ、それから子供や奥様には一般的にコンバージョンのほうが評判は良いようです。 ちなみに当社在庫車両のパッセンジャーはシートやカーペットをすべてノーマルのものから交換してあるので念の為、いかがでしょうか? こんなとこで大体理解頂けましたでしょうか?

もし、「う~ん まだよくわかんね?」と言う方は一度当社へお越し下さい。
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