オーナーインプレッション
2013年04月14日
これまでステップワゴン、エクストレイル、ハイラックスサーフ、VW ventoなどの運転歴のある、
私共夫婦の実質2M目のラムバン1Mインプレッションをお伝えします。
国道沿いの典型的地方都市での運転です。駄文にて恐縮ですが何かがご参考になれば幸いです。
ラムバンを選択した理由とメリット
①「幼児4人分のチャイルドシートと大人数人+ベビーカーとボストンバッグ2個以上の荷物を同時に載せられるキャパ」 という、
我が家のクルマ選択に於ける絶対条件を満たしていた。
②外見がすてき。夫婦ともに昔から、近所の空き地に放置プレイされ朽ちた70年代ダッジバンの形を見て憧れていた (「プレイに」×、「クルマに」○)。
③国産普通車では①②を同時に満たす車種が無かった。
④現行北米各種フルサイズバンを比較しても、E150とラムバンが比較的手頃なサイズだった。
ラムバンのデメリット・不安要素
①サイズが大きいうえに左ハンドルで、車体感覚が掴みづらい。
②道路左側に寄って走っているつもりが、気を抜くと中央線に乗って走っていることが。
③サイズの大きさから、駐車場や道を選ばなければならず面倒そう?
④側面ドアが右側観音開きなので、道路側での子供の乗り降りが不安。
駐車場では隣のクルマに当たりそうで、乗降しにくそう?
⑤車高が高くて幼児は乗り降りできない?
⑥燃費が悪い?
⑦エクスワークスから1500km離れた当地で、メンテナンスできる工場を見つけなければならない。
購入1〜2ヶ月後の印象
ラムバンを毎日運転する妻と違い、夫の私の運転は週に3〜4回。
納車から2週目までは特に車体右側と中央線との間隔が掴みづらく、
右車線を走るクルマとの接触が恐くて慎重に運転していたが、3週目頃に判ってきたかな?
というぼんやりとした車体感覚らしきものが出てくる。
その後から急激に慣れ、1.5ヶ月目頃に、
ふと、いつの間にか以前運転していたステップワゴンと同じような感覚で運転していることに気付く。
ただし車体が長い分、左折時の左後方、バック時死角の右後方の接触にはいまだに気を使を使う。
しかし意外に小回りが効いて、立ち往生して手も足も出ないという事態はどこに出掛けても皆無である。
購入前までは、無理だろうとあきらめていた住宅街の中や比較的狭い田舎農道でも今では当たり前に走れている。
ただし通行できない狭小路や、通行できても渋滞で通過が難しくなる路などが日常活動エリアに2カ所ほどある。
事前にそういった箇所や時間帯を把握して適時避けることにしているが、正直不便は余り感じない。
2週目までは広めの駐車場を選んで停めていたが、
3週目以降、以前乗っていたステップワゴンで停められる場所、
即ち某全国展開Iショッピングモール、某T玩具量販店、某Y電器量販店、
学校/保育園駐車場、街中コインパーキング、レストラン、役所、病院 等々の全ての駐車場に無理なく停められることに気付く。
停められないのは高さ2.2m制限の屋内駐車場のみであった。
いずれの場所も、慎重に運転して大体1回の切り返し、多くて3回迄の切り返しで利用できている。
毎日子供を乗せて運転する妻などは、ハンドリングと外界の視認性の良さなどから1ヶ月もしないうちに夫より運転に慣れ、
2ヶ月目の今では、「運転は慣れるとむしろとてもし易いし、ステップワゴンより楽しくて好き」
「今日はあのスーパーの駐車場も余裕で停めて知らんオッサンに褒められた」などという
大本営発表戦果報告(自慢)を聞かされる始末。
平静を装ってムカっとしているが帝国陸軍と違ってマジなので反論の仕様が無い。
彼女の運転を見るに、このクルマのサイズは「運転に慣れた者勝ち」なのだと思う。
生協の駐車場に、他人様に迷惑をお掛けすること無い程度に豚鼻をわずかに突き出して収まるラムバンを見るにつけ、
日本の道路事情を考慮して最大限デカく作ったらこうなりましたというような絶妙なサイズだなあとつくづく思う。
クライスラー恐るべし。
その2に続く。。。