原因究明!
2018年02月24日
ブレーキのヒューズが何度も飛んでしまう
そんな症状が出ている車両がありました
もちろん何らかの異常原因があり
ヒューズが飛んでいると思われます
車両をお預かりして点検しました
ブレーキの電気回路に過電流が流れて
ヒューズが飛んでいるんでしょうが
その原因を探っていきます
まず可能性的に高いのが配線のショートですね
配線は他の金属と接触してもショートしないように
導線が被膜に覆われいています
その被膜が何らかの原因によって破れてしまい
そこがボディーなどに接触することによって
配線のショートを起こすことがあります
ブレーキラインを探っていくと…
発見!
こいつが原因ですね~
配線の被膜が擦れて導線がむき出しになっています(;´Д`)
こいつがボディーに触れた時にヒューズが飛んでいたんですね
さて原因は分かりましたが何故こんなことが起こってしまったのでしょうか?
並行輸入車の場合、灯火類が海外仕様になっています
それを日本で登録する前に日本仕様に改善します
この車両もアメリカ仕様から日本仕様に改善してありましたが
その改善方法に今回の原因があったんです!
新車時に輸入された車両だったので
新車当時に輸入した業者が改善をしたのだと思いますが
改善の方法にも色々ありまして
業者によってやり方はかなり変わってきます
いろんな改善方法を見てきましが
丁寧な業者もあれば信じられないくらいに雑な業者もいます
今回は丁寧な仕事だったと思いますが
ブレーキラインの変更方法や配線の通し方に問題あり
このような状態になってしまっていました
何年も経過してから起こってしまったことですが
このやり方だといずれまた同じことが起こってしまうので
今までのブレーキラインを全て排除して
当社の改善方法に変更しました!
これで安心です(^ー^)ゞ