オーダー車両制作工程のご紹介
本国にて製作される当社ダッジ版の製作現場をご紹介します。
まず手始めに第一の作業といいますとやはりペイントですね。これはオールペン及びボンネット先端等の飛び石跡の修正です。先に内装を仕上げてから、外装に掛かるとどうしても、カーペットやシートなどが汚れてしまうので、なにはともあれまず第一にペイント関係が最優先ですね。
さてボディショップに持ち込んでペイントを仕上げている間にシート製作を行います。これはボディペイントとほぼ同時進行で行って行きます。
次に、ペイントが完了した車両のフロアーカーペットを取り払い、お客様のオーダー内容により、シート位置決めです。その際にシートベースを取り付けする位置を決めて、作業を行います。
シートベース取り付け位置の加工が完了したら、新品のカーペットに張替えして、シートベースの取り付けです。
最後に新品シートを取り付けしてほぼ出来上がりとなります。
それでもまだ作業終了ではありませんよ。さらにラジエター表面に付いた虫などを可能なかぎり手作業で取り除きます。
最後にE/gルーム内を専用の溶剤を使ってクリーニングして本国での作業は完了となります。
日本に到着してからも納車整備や下回り防錆塗装、国内改善等を行って初めて納車できる状態となります。パッと見は簡単な作業に思われるかもしれませんが、オーダー車両の場合、当然の事ながら1台1台すべてが違う車両となる為、当社スタッフとお客様との細かい打ち合わせが必要不可欠となります。
何よりもオーダーされる際に一番重要な事はこの綿密な打ち合わせですね。
お互いの勘違いなどで行き違いが生じてしまった場合でも、本国での作業が終了して日本に到着した後では、やり直しがきかない作業もございますので、とにかく何をおいても打ち合わせ命です。
遠方のお客様で、「でもそう言われても遠いからなかなか行けないよ~。」 という方でも、電話やメールなどで十分打ち合わせも可能ですから、気づいた事や少しでも疑問に感じた事があればご遠慮なくお尋ね下さい。常にお客様の色々なリクエストに対応できるベース車両随時確保済みですので、皆様の個性的な オーダー心よりお待ちしております。